話題のキッチン便利グッズ、合羽橋で比べて選ぶコツ
KAPPABASHI FIELD GUIDE
テレビやSNSで話題の「便利グッズ」は、本当に台所で役に立つのか。合羽橋には同じ道具が何十種類も並び、手に取って比べられる売り場があります。時短道具の効き目と、その効き目が出る条件を、現地の映像から確かめます。
話題の道具は「効く場面」がはっきりしている
テレビで紹介される便利グッズは、だいたい一点突破型です。たとえば両刃がギザギザの「無敵バサミ」は、普通のキッチンバサミでは刃が入らない硬いかぼちゃも切れ、滑るプチトマトや鶏肉の皮もそのまま切れる、と紹介されていました(ANNnewsCHの動画 ▶4:01〜4:44)。食材を押し込むだけでスティック状にする道具や、持ち手のないピーラーも同じ番組で取り上げられています(同 ▶3:02、▶5:52)。
裏を返せば、効く場面が合わなければ便利さは体感できません。合羽橋での確かめ方は単純で、「自分が面倒だと感じている作業はどれか」を先に決めてから売り場に立つこと。大根おろしが疲れるという来店者に、刃の立ち上がり角度が10度のおろし金がすすめられる場面があり、力が断面に伝わりやすく疲れにくいと説明されていました(同 ▶1:41〜2:09)。悩みが具体的なほど、道具は具体的に効きます。
「同じ用途で何十種類」を比べられるのが合羽橋
合羽橋の強みは、テレビで見た一品だけでなく、その周辺の選択肢が横に並んでいることです。飯田屋は「“超”料理道具専門店」を名乗り、定番から細かい道具まで揃える店。店内ではおろし金だけで200種類以上、キッチンバサミのコーナーは上から下まで約70種類あると語られ、料理道具全体で8500種類という数字も出てきます(Tokyo Shops Rendezvousの動画 ▶1:15、▶3:50)。
極端な品揃えは数字遊びではありません。1cc刻みのお玉を作っているのは、「うちの味が一番よくなるのは14ccのお玉を使った時だ」というラーメン店の声があったからだと説明されています(同 ▶1:45〜2:54)。左利き専用の道具を集めた棚は売上全体の1パーセント以下でも在庫し続ける、という話も出てきます(同 ▶20:35〜21:37)。つまりここは、「話題の一品」ではなく「自分の手と台所に合う一品」を探す場所です。
時短になるかどうかは、自宅の寸法で決まる
便利グッズが空振りする一番よくある理由は、サイズ違いです。実際、自宅の卵焼きフライパンの大きさに合わせて選び直し、「これ入らなくて」と別の品に変える場面がありました(KinseiTVの動画 ▶4:08〜4:21)。家のキッチンが狭いので取り回しのいいものを選んだ、という買い物客の声もあります(Tokyo Shops Rendezvousの動画 ▶0:15)。
行く前に、フライパンの直径、まな板の幅、鍋の深さ、収納の高さをメモしておくと判断が速くなります。飯田屋の公式サイトには「日本語以外はあまり得意ではありません」「翻訳アプリを駆使して全力接客します」とあるので、言葉に不安があるときは欲しい道具の写真を用意し、現物を指させるようにしておくのが確実です。
道具街を一日で回りきろうとしない
便利グッズ探しは、思った以上に時間を食います。飯田屋に40分いても「まだ見切れてない」「一日必要」と話す場面があり、別の箇所では「この店だけで5時間は必要」とも言っていました(KinseiTVの動画 ▶8:37〜8:52、▶9:56)。混雑時は売り場でじっくり比べるのが難しくなるので、用途を2つか3つに絞って回るほうが結局は収穫が多くなります。
同じ通りには別ジャンルの専門店もあります。コーヒーまわりなら、ユニオン(喫茶用品)ではドリップ道具が並ぶ様子が映っていました(同 ▶5:45〜5:57)。近くのユニオン(食材部)はコーヒー豆の店です。時短道具を一つ買ったついでに、器や抽出道具まで視野を広げると、台所まわりの「面倒」がまとめて片づきます。
紹介されていたお店
ほかに触れられていた店:ユニオン(喫茶用品)、ユニオン(食材部)
参考にした動画
出典:ANNnewsCH(2024-12-14)
出典:KinseiTV(2026-01-25)
出典:Tokyo Shops Rendezvous(2025-02-09)
出典:ANNnewsCH(2024-10-12)
この記事は動画の内容をもとに編集したものです。店舗情報は当サイトの掲載データによります。動画の投稿者の方で掲載を望まれない場合はお問い合わせください。